猫には守らなければならないモノがある！

晴天の埼玉の朝。

皆さんがお仕事に行く前に猫さんはすでにお仕事開始！

「おそとを ぱとろーる」

朝のひんやりした風をおヒゲに受けながら猫さんはパトロール開始！

「んんん？あやしいやつ！」

え、朝からまさかのドロボウさんですか？

「ヒ、ヒヨーィ！ヒ、ヒヨーィ！」

あぁ、あれはヒヨドリさんですよ。
お花の蜜や果物が大好きなベジタリアンな小鳥さんですよ。
って、猫さん毎朝会っているじゃないですか！

「そうだっけ？」

そうですよ。仲良くしてください。

「ん、こんどこそ あやしい やつ！」

え？そっちには誰もいないと思うんですが…

ん～やっぱりいませんよ。
さらに右側は…と、

「！」

確かに遠くの電柱に影が…

「コンニチハ、カラスです」

「きょうは さむいですね！」

確かにいましたおっきい小鳥のカラスさん。
でも猫さんあんな遠くのカラスさん見えるんですか？

「まあ、はんたー ですから」

そんな凛々しいお顔をして「ハンター」って言われても…
猫さん、カラスさんには負けますよ、多分。

「いつかしょうぶを…」

「いつの ひ にか…」

金網に守られながら対決の日を夢見る猫くんでした。
多分、カラスさんには相手にされないと思いますケドね。

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「ぐう」

熱血猫くんの下では先輩猫くん夢の中…平和です。