猫眠(にゃんみん)ちゅ～るを覚えず

さあ、前回の続きでゴザイマス。

お日様ポカポカで猫さん専用毛布もフカフカになりました。
これで猫さんも気持ちよくオヤスミできますねぇ。

今夜が楽しみですね。猫さん。
さあ、毛布を取り込みましょう。

「なかなかよいです」

まあ、干したてですからね。
まだまだお日様のポカポカの残っていますしね。

「なんだかまたねむたく…」

まあ、気持ちよくオヤスミしてもらうために干したものですから…
そのまま、オヤスミになってもらっても問題はないですよ。

「…でも…」

はい？どうしました？

「なにかを…」

何かを？

「わすれているような…」

何をですか？

「そうだ！ちゅ～るをもらっていない！」

ああ、思い出しちゃいましたか…
さっき先輩猫さんが食べている所をジッと見ていましたからねぇ。
じゃあ、用意しましょうかねぇ。チョット待っていて下さいな。

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「ぐう…」

あれ、用意している間に寝ちゃいましたか…
珍しくちゅ～るを食べ損ねた猫くんでした。